SUMMARIZE関数は、グルーピングをするための関数です。
例えば、次のようなテーブル(出金明細)で月の最大出金額を算出したいとします

数値が最大の行を抽出する関数といえば、MAX関数です
MAX関数を使って、一番シンプルな式を作成してみます
最大支出額 := MAX( [金額] )
すると、ピボットテーブルには次のような結果が出力されました

出力したかったのは日の合計額なので、先に日ごとで集計をさせる必要があります
つまり、この場合に使用するのはMAXX関数です
さらに、日ごとでグルーピングさせるためにSUMMARIZE関数を使います
最大支出額 := MAXX(
SUMMARIZE( '出金明細' , [日付] , "日別合計" , SUM([金額]) ),
[日別合計] )
4/1、4/2・・・と日ごとの合計が、SUMMARIZE関数により行われ
月の中で一番支出が大きい日の支出額が出力されました

SUMMARIZE関数はテーブル関数なので動きの確認が難しいですが、裏で次のようなテーブルが作成されています
このテーブルからMAXX関数が一番大きい金額を抽出してきます

参考
もし、「出金明細」でなく入金と出金が入り混じった「入出金明細」であった場合は、SUMMARIZE関数の式にCALCULATE関数を組み合わせることになります

出金額:=CALCULATE(SUM([金額]),[区分]="出金")
最大支出額:=MAXX(SUMMARIZE('出金明細',[日付],"日付別売上",[出金額]),[日付別売上])
もちろん、パワークエリ側であらかじめ「出金」のみにフィルターするやり方でも問題ありません
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