グループ化

エクセルにて、特定の条件に基づいてデータを集計する場面では、SUMIFやSUMIFSといった関数を使用することが多いと思います

パワークエリのグループ化機能を活用すれば、同様の作業をさらに効率的に行うことができます。

この記事では、グループ化機能について解説をしていきます

サンプルに次のテーブルを使用します

商品別に金額を集計する

「商品名」列を選択した状態で、「ホーム」タブの「 グループ化 」をクリックします

新しい列名を「合計」とし、操作：合計、列：金額　を選択し、ＯＫをクリックします

商品A、商品B、商品Cの各合計が算出されました。

つまり、エクセルのSUMIF関数と同じ動きになります

先ほどのグループ化のステップを次のように変更します

「詳細設定」を選択

条件に「取引先」を追加する

今度は、商品名と取引先の両方が一致する金額が集計されました

つまり、エクセルのSUMIFSと同じ動きとなります

先ほどのグループ化ステップの「操作」項目を、「行数のカウント」に変更します

条件に一致した行数がカウントされました

つまり、エクセルのCOUNTIFSと同様の動きになります

最後に、「操作」項目で「すべての行」を選択した場合です

「すべての行」を選択すると、各行に「Table」という文字が表示されます

セルをクリックすると、画面下部にその中身が表示されます

条件に一致した「すべての行」がTableに格納されていることがわかります

すべての行の活用方法はまた別の記事で紹介する予定です