エクセルにて、特定の条件に基づいてデータを集計する場面では、SUMIFやSUMIFSといった関数を使用することが多いと思います
パワークエリのグループ化機能を活用すれば、同様の作業をさらに効率的に行うことができます。
この記事では、グループ化機能について解説をしていきます
サンプルに次のテーブルを使用します
![](https://www.quickroutines.com/wp-content/uploads/2025/01/image-37.png)
商品別に金額を集計する
「 商品名 」列を選択した状態で、「 ホーム 」タブの「 グループ化 」をクリックします
![](https://www.quickroutines.com/wp-content/uploads/2025/01/image-40.png)
新しい列名を「合計」とし、操作:合計、列:金額 を選択し、OKをクリックします
![](https://www.quickroutines.com/wp-content/uploads/2025/01/image-43.png)
商品A、商品B、商品Cの各合計が算出されました。
つまり、エクセルのSUMIF関数と同じ動きになります
![](https://www.quickroutines.com/wp-content/uploads/2025/01/image-45.png)
複数の条件で金額を集計する
先ほどのグループ化のステップを次のように変更します
「詳細設定」を選択
条件に「取引先」を追加する
![](https://www.quickroutines.com/wp-content/uploads/2025/01/image-47.png)
今度は、商品名と取引先の両方が一致する金額が集計されました
つまり、エクセルのSUMIFSと同じ動きとなります
![](https://www.quickroutines.com/wp-content/uploads/2025/01/image-49.png)
行数のカウントをする
先ほどのグループ化ステップの「操作」項目を、「行数のカウント」に変更します
![](https://www.quickroutines.com/wp-content/uploads/2025/01/image-51.png)
条件に一致した行数がカウントされました
つまり、エクセルのCOUNTIFSと同様の動きになります
![](https://www.quickroutines.com/wp-content/uploads/2025/01/image-53.png)
すべての行
最後に、「操作」項目で「すべての行」を選択した場合です
![](https://www.quickroutines.com/wp-content/uploads/2025/01/image-54.png)
「すべての行」を選択すると、各行に「Table」という文字が表示されます
![](https://www.quickroutines.com/wp-content/uploads/2025/01/image-55.png)
セルをクリックすると、画面下部にその中身が表示されます
条件に一致した「すべての行」がTableに格納されていることがわかります
すべての行の活用方法はまた別の記事で紹介する予定です
![](https://www.quickroutines.com/wp-content/uploads/2025/01/image-56.png)
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