FILTER関数

パワーピボット 基本

FILTER関数は指定された値でフィルターをかけます。
Excelの表で使用するフィルターと動きのイメージは同じです。

CALCULATE関数の説明で使用した、以下のテーブルで早速フィルターをかけてみます。

売上合計
  :=sum([売上])
FILTER_a商品
  :=CALCULATE([売上合計],FILTER('部別費用',[商品名]="a商品"))

a商品でフィルターをかけたため、それ以外の商品の売上は表示されなくなりました。

FILTER関数は、それ単体で使用することはなく、
CALCULATE関数や、SAMX関数の中で使用されます。

以下は、SAMX関数内でFILTER関数を使用した場合です。

XFILTER_商品
  :=SUMX( FILTER('部別費用','部別費用'[商品名]="a商品") , [売上]
)

ピボットテーブル上では、どちらも同じ結果になりました。

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