DIVIDE関数

パワーピボット 基本

DIVIDE関数は、割り算するための関数です。

単純な四則計算でつは、Excel関数と同様に「+」「-」「*」が使えますが、

割り算に限っては、「/」ではなく、DIVIDE関数を使ってください。

その違いについて解説をしていきます。

例えば、次の表で利益率を求めたいとします。

「/」を使った場合

列の追加で

=[利益] / [売上] 

と入力します。

2行目と4行目の結果を見てみると、「NaN」というエラーが表示されてしまいました。

このように計算式の分母が空白、あるいは0の場合、エラーを返してしまいます。

DIVIDEを使った場合

こんどは、DIVIDE関数を使って結果をみます。

列の追加で

=DIVIDE[利益],[売上],0)

と入力します。

今度は、エラーでなく0%という結果を返しました。

なお、式内の「0」は、エラーだった場合にどの値を返すか指定しています。

メジャーでDIVIDEを使用する場合

基本的に列の追加と変わりありませんが、[利益]、[売上]など列名を直接指定するとエラーが出てしまいますので、

メジャー:=DIVIDE(SUM([利益]),SUM([売上]))

の様に式で指定をします。

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