Power Queryでどんなことができるかがわかったら、さっそくExcelデータを準備して使ってみましょう。
この記事では、実務でよく使用する3つのデータ取り込みパターンを紹介します。
Excel 2016以降のバージョンであれば、Power Queryを使用するために特別なインストールは不要です。
Excelファイルから取得する手順
Excelを開く
あたらしいExcelを開きます。
取込形式を選択
データタブのファイルからを選択し、「 Excelブックから 」をクリックします。
データを取得
用意したデータファイルを選択してインポートをクリックします。
Power Queryエディターが開き、取り込んだデータが表示されれば完了です。
「 閉じて読み込む」をクリックすると、内容を保存してExcel画面に戻ります。
(保存をしたくない場合は、ウィンドウ右上の ☒ をクリックします。)
フォルダーから取得する手順
取込みデータは、Excelファイルだけでなくフォルダーを指定することもできます。
その場合は、フォルダー内のファイルが一括で取り込まれます。
フォルダー内に4月、5月、6月…と、データがそれぞれ分かれてファイルとして保存されている場合、これらのデータをまとめて一括で取り込むのに便利な機能です。。
Excelを開く
あたらしいExcelファイルを開きます。
取込形式を選択
データタブの「 ファイルから 」を選択し、「 フォルダーから 」をクリックします。
データを取得
対象のフォルダを選択して開くをクリックします。
データの変換をクリックします。
Power Queryエディターが開き、取り込んだデータが表示されれば完了です。
「 閉じて読み込む」をクリックすると、内容を保存してExcel画面に戻ります。
(保存をしたくない場合は、ウィンドウ右上の ☒ をクリックします。)
テーブルから取得する手順
Excelを開く
用意したExcelデータを開きます。
データのテーブル化と取得
対象データのセルを選択した状態で、データタブの「 テーブルまたは範囲から 」をクリックし、OKをクリックします。
※ 既にデータがテーブルに変換してある場合は、テーブル内のセルを選択した状態で、右クリックして「 テーブルまたは範囲からデータを取得 」をクリックします。
Power Queryエディターが開き、取り込んだデータが表示されれば完了です。
「 閉じて読み込む」をクリックすると、内容を保存してExcel画面に戻ります。
(保存をしたくない場合は、ウィンドウ右上の ☒ をクリックします。)
作成したクエリはブックファイルに保存されます。
他のファイルでそのクエリを使いたい場合は、対象のファイルで新たに作成するか、作成したクエリを複製する必要があります。
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