CALCULATE関数の注意点

市販の書籍では、CALCULATE関数の使いかたに軽く触れているだけで、

細かな内部処理についての説明は省略されています

省略されたFILTER関数

例えば、CALCULATE関数にて

営業第1部門の売上 := CALCULATE (SUM([売上]) , '販売データ'[部門] = "営業第1部門" )

のようなDAX式を作成したとします

するとピボットテーブルでは、次のような出力がされます

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        

全ての行でフィルターが無視され営業第1部門の売上が出力されています

実は、先ほどのDAX式は省略形であって、Power Pivotが勝手に

「ああ、たぶんこう書きたかったんだな」

と解釈して処理をしてくれています

解釈した式というのが、次の式になります

営業第1部門の売上 :=
CALCULATE(SUM([売上]),FILTER(ALL('販売データ'[部門]),'販売データ'[部門] = "営業第1部門"))

このように内部処理がどのように動いているかを理解することが

複雑なDAX式を自分で作成する際に、重要になってきます

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