SWITCH関数は、IF関数とできることは殆ど同じです。
条件がたくさんあって、IF関数だと整理できない場合に使用します。
文字を条件にする場合
IF関数と同様に計算列で使用してみます。
次のDAX式を計算列に入力します。
=SWITCH([部門] ,
"営業第1部門" , "a",
"営業第2部門" , "b",
"c")
部門が、「営業第1部門」であれば「a」を、
部門が、「営業第2部門」であれば「b」を、
それ以外は、「c」を返しました。
数式を条件にする場合
次のDAX式を入力します。ポイントは第1引数をTRUE()としているところです。
=SWITCH(TRUE(),
[販売個数]<=10 , "10個以下" ,
[販売個数]<=20 , "10-20個" ,
"30個以上")
販売個数が10以下であれば、「10個以下」を、
販売個数が20以下であれば、「10-20個」を、
それ以外は、「30個以上」を返しました。
条件を指定した順に優先されるため、10-20個の場合に「10個以上」且つ「20個以下」と指定する必要はありません。
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