IF関数

IF関数は、条件によって、2つのどちらかを結果に返す関数です。

基本的な使い方は、Excel関数と同様です。

IF関数の使いかた

例えば、次のような表で列の追加をします。

次のDAX式を入力します。

= IF( [販売個数] >= 30 , "目標達成" , "未達成" )

販売個数が、30個以上の行については「目標達成」と表示され、それ以外は「未達成」と表示されました。

AND条件

DAXで、AND条件を使いたい場合は、「&&」を使用します。

次のDAX式で計算列を追加します。

= IF( [販売個数] <= 30 && [販売個数] >= 20, "20-30個" , "それ以外" )

販売個数が20-30個の行に、「20-30個」と表示されました。

OR条件

OR条件を使いたい場合は、「 || 」を使用します。

次のDAX式で計算列を追加します。

= IF( [販売個数] >= 30 || [商品コード] = "PJ0002" ,  "30個以上 or 商品2" )

今回は、条件を満たさない場合の指定を省略しました。

すると、条件に当てはまらない行は空欄になります。

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